羊毛フェルトに適したニードルの選び方
羊毛フェルト制作に必要な道具は、もこもこの羊毛と専用のニードル針です。
羊毛は作りたい作品の色を購入すればよいのですが、ニードル針にはさまざまな種類があります。
どのニードル針を購入したらよいのか分からない場合、なにを基準にしたら良いのでしょうか?
羊毛フェルトに適したニードル針選びについてみてみましょう。
ニードル針と羊毛の太さには相性がある?!
ニードルは、各メーカーによって「極細」や「中針」、「太針」などさまざまな種類が用意されています。メーカーが独自に開発しているもので、羊毛フェルト専用に統一された規格はありません。
では、適したニードルを選ぶにはどのようにしたら良いのでしょうか?
太いニードルは太くて荒い羊毛、細いニードルは線維が細かい羊毛に向いています。そのため、羊毛をまとめてフェルト化して作品を作りたい場合は、細いニードルを選ぶと良いでしょう。
細いニードルは、作品表面に刺し跡が残りにくい、という特徴もあります。そのため、太いニードルを使って作品を作る場合でも、表面の仕上げは細いニードルを使用することをオススメします。
”バーブ”も大切!
ニードルの先端には”バーブ”という引っかかり、つまり刻みがあります。ニードルで羊毛を刺した時に、このバーブが羊毛に引っかかり、羊毛同士が絡み合いフェルト化していきます。
ニードルによってバーブの位置や数、深さなども異なっています。バーブは多くて深いほど羊毛はフェルト化しやすくなるという特徴があります。素早くフェルト化し、小さな作品に向いているのは、バーブが先端に集中している「先端型」タイプがおススメです。
一方、羊毛を固く均一にフェルト化するには、バーブがニードルに満遍なくある「分散型」タイプです。このように、ニードルにはさまざまな種類があるので、作りたい作品によって使い分けると良いでしょう。
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まとめ
いかがでしたか?ニードルにはさまざまな種類があるので、制作したい作品に合わせて選ぶと良いでしょう。
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category : 実践!羊毛フェルト